どうも、鈴木です…
今回のもやっとですが、以前Instagramにてこんな投稿をさせていただきました…
畑をしていて何にも晴れが続いたりすると、土が乾燥しきってしまい地面に亀裂ができる場合があるんですよね…
この現象って様々な要因が重なることで起きるのですが、基本はあまりよくない事…
投稿の内容では一度畑が水没してしまって一度乾燥させて土の中のガスを抜く必要があったので良かったのですが、できる事ならならない畑の方がいい…
ただ、この現象って理解していても中々防ぐことができないんですよね…
そこで今回はこのもやっとをスッキリさせるためにどういった原因からこういう現象が起きて、何をすればこの現象を防ぐことができるのかについて書いていこうと思います(^^♪
目次
ヒビの原因
ヒビが入ってしまう理由として考えられるのは以下のような原因があります!
・乾燥 ・凍結 ・急激な温度変化 ・有機物不足 ・重機の走行 など |
◆乾燥
土壌が乾燥すると、体積が縮小し、ひび割れが発生しやすくなります。
特に、粘土質の土壌は乾燥しやすい傾向があります。
◆凍結
冬場の寒さによって、土壌が凍結すると体積が膨張し、解凍時にひび割れが発生することがあります。
◆急激な温度変化
気温が急激に変化すると土壌の体積が変化してひび割れが発生することがあります。
◆有機物不足
土壌中の有機物が不足すると土壌の構造が崩れやすくなってひび割れが発生しやすくなります。
◆重機の走行
重機が畑を走行すると、土壌に圧力がかかってひび割れが発生することがあります。
こういった原因があのヒビを発生させる要因となっています…
なので安定した畑を行うためには対策が必要になるのですが、その前にヒビが入ることでどういった影響が出てしまうのかについて解説させていただければと思います!
その方がこれからの内容がスッキリすると思いますので(^^♪
ヒビの影響
畑の地面にヒビが入ると、以下のような影響が考えられます。
・水はけが悪くなる ・土壌流亡 ・作物の根が傷つく ・病害虫が発生する |
◆水はけが悪くなる
ヒビから水が流れ出やすくなって土壌全体に水が行き渡りにくくなります。
すると、根の周りの酸素不足や過湿状態が発生して根腐れの原因となる可能性があります。
◆土壌流亡
雨によって土壌が流亡しやすくなって畑の土壌が痩せてしまう可能性があります。
土壌流亡は、土壌中の有機物や栄養素が失われるだけでなく、土壌の構造も崩れてしまいます。
その結果、作物の生育に必要な栄養素が不足して生育不良や収穫量の減少を引き起こす可能性があります。
◆作物の根が傷つく
ヒビによって作物の根が傷つき、生育不良や枯死を引き起こす可能性があります。
根は作物にとって水や栄養素を吸収する重要な器官なのでその根が傷つくと、作物の成長に必要な水分や栄養素が十分に吸収できなくなって生育に影響が出てしまいます。
◆病害虫が発生する
ヒビから病害虫が侵入しやすくなって作物が被害を受ける可能性があります。
病害虫は、作物の葉や茎、果実などを傷つけて生育不良や収穫量の減少させ、さらには枯死を引き起こす可能性があります。
特に、雨が多い時期や高温多湿な時期は、病害虫が発生しやすいので注意が必要です。
こういったことが地面にヒビができてしまうことで考えられるので、畑を行う上ではヒビができないような畑作りを行う必要があります。
対処方法
ヒビが入らないようにする対策方法としてはこんな感じの方法があります!
・水やりをする ・マルチングをする ・土壌改善を行う ・圧力をかけないようにする など |
これらの対策を行うことでヒビを防ぐことができます!
◆水やりをする
ヒビは基本乾燥が原因で起こることが多いので定期的に水やりをすることで防ぐことができます。
ただし水をやりすぎてしまうと土壌にある栄養素が流れてしまう可能性があるので注意。
◆マルチングをする
凍結が起きる地域ではマルチングをして土を温めることでヒビを防ぐことができます。
マルチングにはマルチングシートや藁などがオススメです。
◆土壌改善を行う
ヒビが発生する原因としてそもそも土壌が水を吸いにくい状態になっている場合があります。
なので、堆肥や腐葉土などを施肥して土壌中の有機物を増やすことで水の吸収を良くしてヒビを防ぐことができます。
◆圧力をかけないようにする
重機や人が何度も足を踏み入れると土が固まってしますので重機の回数を減らしたり、通路を作ったりすることで対策することができます。
こういった対策を行うことでヒビのない畑を作ることができます!
スッキリ結論
今回のスッキリ結論はこんな感じです!
ヒビが発生する現象は植物にとってデメリットしかもたらしません。
ですので、なるべくヒビが発生しないような環境を整えることが植物たちの成長にもつながってきます。
なので、なるべく早期対策を行うようにしましょう!
というのもヒビってすぐに直せそうな気がするのですが、土壌改善って想像以上に時間がかかってしまうんですよね…
なので早く対処し始めて数年後に最高の環境を整えるという流れになってくると思うので、ヒビを見つけたら早期対処!
これが未来の植物たちにつながっていきますよ!(^^♪
コメントを残す