なんでマルチングってした方がいいの?種類についても解説!

なんでマルチングってした方がいいの?種類についても解説!

どうも、鈴木です!

以前Instagramにてこんな投稿をさせていただきました…

この時色んなマルチングの方法を試したくて作ってみたのですが、結果としてはどれも特徴があって、どれも元気な野菜に育ってくれたんですよね!

なので収穫は大成功だったのですが、ここでふと

「これって必要な事?」

って思ったんですよね…

確かにマルチングをした野菜は元気に育ってくれた…

でもこれがマルチングによって変わったものなのかが分からない…

そんなもやっとしたことについて今回スッキリと解決してみたので書いていきたいと思います(^^♪

なぜマルチングが必要なのか?

まず初めにマルチングをすることでどういうメリットを得ることができるのかについて書いていこうと思います!

僕がやった時はこのメリットすら知らない状態でやってたので間違いなく言えることがあるのですが

メリットを知ったうえでマルチングをした方がいいです!

じゃないと意味の分からない状態でマルチングをすると細かな部分で適当になってしまってたりするので、覚えておいて損はないと思います(^^♪

そんなマルチングが必要な理由はこんな感じです!

・土壌の乾燥を防ぐ
・土壌の温度を調整する
・雑草の抑制
・土壌の浸食を防ぐ
・土壌の物理性の改善

土壌の乾燥を防ぐ

マルチング材が土の表面を覆うことで土からの水分蒸発を抑制して乾燥を防ぐことができます。

特に夏場や乾燥しやすい地域で効果的です。

土壌の温度を調整する

マルチング材は、日差しを遮断したり保温効果を発揮したりすることで、土壌の温度を調整することができます。

なので植物の生育にとって最適な温度環境を維持するのに役立ちます。

雑草の抑制

マルチング材が土の表面を覆うことで、雑草の種の発芽や成長を抑制することができます。

雑草の成長を抑制することで、植物に必要な養分や水分を奪われるのを防ぐことができます。

土壌の浸食を防ぐ

マルチング材が土の表面を覆うことで、風雨による土壌の侵食を防ぐことができます。

特に傾斜地や降水量の多い地域で効果的です。

土壌の物理性の改善

マルチング材が土壌に分解されることで土壌の団粒構造を改善して通気性や排水性を向上させることができます。

これにより植物の根の発育を促進し、病害虫の発生を抑制するのに役立ちます。

こんな感じのメリットを得ることができるので、マルチングのメリットを知ったうえで改めて言います…

「マルチングはやった方がいいです!」

もちろん環境は状態によりますが、マルチングをするだけでもたらせるメリットが多いので、基本はやった方が栽培が安定します(^^♪

マルチングの種類

次にマルチングの種類について書いていこうと思います(^^♪

Instagramの投稿の中では3種類のマルチを行っていたのですが、ほかにも色々とマルチの種類があるんですよね…

その数あるマルチを状態によって使い分けることで植物にとって最適な環境を整えることができるので、マルチングを行いたいと思っている方は覚えておいて損がないと思います(^^♪

・有機マルチ
・無機マルチ
・リビングマルチ

有機マルチ

有機マルチは名前の通り有機物を用いたマルチなのですが、代表的なものとしては枯れ草、落ち葉、木屑、堆肥などがあります。

有機マルチのメリットとしては土壌の肥沃度を向上させ、微生物の活動を活発化させる効果があります。


無機マルチ

無機マルチは有機とは逆で無機物を用いたマルチなのですが、代表的なものとしてはビニール、プラスチックシート、防草シートなどがあります。

無機マルチのメリットとしては雑草の抑制効果が高く、長期間効果が持続する利点があります。


リビングマルチ

リビングマルチは草花をマルチング材として使用する方法です。

リビングマルチのメリットとしては土壌の被覆効果だけでなく、植物の景観を向上させる効果もあります。


こんな感じの種類やメリットがあるので、畑の状態によって使い分ける必要があります。

マルチングの注意点

frog on a rock close-up

マルチングは手軽に植物が育ちやすい環境を整えることができるのですが、マルチングのやり方によっては環境に悪影響を及ぼす場合があります…

そうならないためにもマルチングを行う際は下記の注意点を覚えておいてくださいね!

これだけで失敗が激減すると思いますんで(^^♪

・通気性
・病害虫
・温度

通気性

マルチング材が湿った状態が続くと、病害虫が発生しやすくなることがあります。

特に、有機マルチを使用する場合は、定期的に観察して病害虫が発生していないか確認する必要があります。

病原虫

マルチング材が湿った状態が続くと、病害虫が発生しやすくなることがあります。

特に、有機マルチを使用する場合は、定期的に観察して病害虫が発生していないか確認する必要があります。

温度

マルチング材によっては、土壌温度を上げすぎる可能性があります。

特に夏場や高温多湿な地域では注意が必要です。

ここら辺のことを理解しておくとマルチングが逆に邪魔をするといったことを無くすことができると思います(^^♪

スッキリ結論

今回のスッキリ結論はこんな感じです!

マルチングは基本やるべし!ただ状況によりけり…

マルチングが植物にもたらすメリットは多いので、基本はやった方がいいと思います!

ですが、真夏に黒いビニールマルチをしてしまったり、固定が緩くなってマルチがゆるゆるになったりすると逆に植物の成長の邪魔になりかねません…

ただこういった現象は自然の中で栽培しているので100%おこらないようにするのは難しいと思います…

なので状況に合わせてマルチを選定し、定期的な監視のもとで栽培を行うと植物たちはこれまで以上に元気に健康に成長してくれると思いますので、ぜひマルチングを取り入れて栽培をより楽に、面白くしていってくださいね!(^^♪

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自己紹介


名前:鈴木かずと
年齢:30歳
菜園歴:5年
趣味:動画観賞
レンタル畑で野菜作りを始めたことがきっかけで菜園にはまってそこから5年間色んな野菜を育てた中で出てきた疑問や解決方法を書かせてもらってます!

ショップ「UEKI」


こちらのショップでは3Dプリンターで作成した植木鉢を販売しております。