どうも、鈴木です!
今回のもやっとなのですが、以前Instagramにてこんな投稿をさせていただきました
こんな感じで苗によって成長の違いが出たんですよね…
なので気になって投稿させていただいたのですが、今回はこのもやっとについて詳しくまとめてみたので書いてきますね(^^♪
目次
成長に差が出る理由
最初に結論から伝えしますね!
結論としては
というのが理由です!
なぜこのようなことが起きてしまうのか…
この理由は植物の成長の仕方に関係があるそうなので解説していきますね(^^♪
植物の2つの成長
植物の成長は見た目からすると苗と実が一緒に成長しているように見えると思います。
実際のところ一緒に成長はしているのですが、植物の内側では二つの成長の仕方に分かれています。
その成長というのが
「栄養成長」「生殖成長」 |
でこの二つの関係によって苗や実の成長が大きく変わります!
の二種類に分かれています。
この二つについて簡単に説明すると
・栄養成長 →植物の葉や茎の成長を行う ・生殖成長 →花や実の成長を行う |
こんな感じに植物の内部では成長が分かれています!
この関係を知ることが今回のもやっとをスッキリにしてくれます!
二つのバランスについて
次に二つの成長のバランスについて解説していきます!
二つの関係について植物によってバランスが異なってる場合があるのですが、ミニトマトの場合は
栄養成長→生殖成長→栄養成長→生殖成長… |
みたいな感じで続いていくようになってます。
これをもっと分かりやすくすると
葉、枝が成長→花、実ができる→葉、枝が成長→花、実ができる… |
みたいな感じで成長していきます。
なので、このバランスが整ってる苗は苗も大きくなりやすいし実もたくさんできてくれます!
じゃあこれを踏まえたうえで今回のもやっとを見ていこうと思います。
実をつけた苗が大きくならない理由
実をつけた苗と実がなっていない苗を比べてた時に苗の大きさに差が出てしまった理由…
それは
これが結論です!
つまり今回のもやっとは、苗が大きくなっていない段階(栄養成長が未熟な時)に実ができてしまって、栄養成長に行くはずの栄養が生殖成長の方にいってしまったために起きた現象でした!
どうですか?スッキリしましたか?
ただこれだけだと理由が分かっただけなので、具体的な対策方法について書いていこうと思います(^^♪
対策方法
対策方法はこんな感じのがあります!
・実を取ってしまう(摘果) ・栄養を与える(追肥) ・環境を改善する |
こんな感じの対策を行うことですくすくと育ってくれる苗になってくれます!
◆実を取ってしまう(摘果)
苗が大きくなる前にできた実を取り除くことで生殖成長にいってた栄養を栄養成長に送り込むことができます。
そうすることで葉や茎の成長を促すことができるので、大きな苗になってくれます。
◆栄養を与える(追肥)
苗の成長があまりにも遅い場合は追肥をすることで植物の成長をサポートすることができます。
ただ追肥をやりすぎると栄養過多で植物が枯れてしまう原因にもなりかねないので注意が必要です。
◆環境を改善する
植物に何かを施すのではなく、植物の周りの環境を整えることで成長を促すことができます。
環境を整える例としては、水はけを浴したり、定期的に水を与えたり、日光をよく当たるようにするなどがあります。
これらの対策を行うことでまた元気な苗の姿に戻ってくれるようになります!
ただここで一つお伝えしなければならないことがあるのですが、私は一つ嘘をつきました…
嘘というよりどちらでもって感じなのですが、その嘘について次に書いていきます…
隠していた嘘
上記の対策方法の内容で私は
実を取ることで成長を促すことができる! |
と書かせていただいてるのですが、実はこれ本当なんですけどミニトマトの場合はちょっと違ってるんですよね…
どういうことかと言うと
ミニトマトは第一花房を摘果しない方がいい! |
という考え方もあるんですよね…
これはミニトマトの成長の仕方に関係しているのですが、ミニトマトの成長って
栄養成長→生殖成長→栄養成長→生殖成長… |
ということはお伝えさせていただいたと思います。
苗を大きくする場合はこのバランスを変えて栄養成長のバランスを多くするのですが、ミニトマトの場合はこのバランスが崩れてしまうとうまく育ってくれないとも言われてるんですよね…
なので、最初の段階で摘果をしてしまうと植物内のバランスが崩れて将来大きくなるだけで実ができないという事態に陥ってしまう可能性があります。
ですので、ミニトマトに関して摘果を行う場合は
長く実をコンスタントに収穫したい! →摘果を行う 短期間にたくさん収穫したい! →摘果をしない |
という感じに考えていただくといいと思います!
◆注意
この注意は摘果を行おうとしている人向けなのですが、ミニトマトは第一花に着果させるのはとても重要と言われています。
第一花房ができることでミニトマトの成長バランスが整い、うまく成長してくれるようになります。
なので実ができない状態で花を取ってしまうとバランスが崩れて実ができない苗になってしまう可能性があるので、必ず実がなったことを確認してから摘果を行うようにしましょう。
結論
苗が小さい段階で実をつけてしまうと葉や茎の成長に栄養が回らなくなるので大きな苗になってくれません。
ただ、早い段階で実ができてくれるので短期間でたくさんのミニトマトを収穫することができます。
なので、
夏だけミニトマトを楽しんで秋は別の野菜を植えたい! |
みたいな感じで思われてる方は実を残した方が夏の美味しいミニトマトを存分に味わうことができます。
逆に
夏は少なくても秋から冬にかけてもミニトマトを堪能したい! |
という方は実を取ってしまって長い期間ミニトマトを味わうことができます。
こんな感じで自分がどういう目的でミニトマトを栽培するのかを決めたうえで栽培を行うと理想に近い形でミニトマトを堪能することができます!
こういう楽しみ方も家庭菜園ならではだと思いますので、ぜひ自分なりのミニトマトを味わってくださいね!(^^♪
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