雑草だらけの畑ってどうやって改善する?1から解説します!

雑草だらけの畑ってどうやって改善する?1から解説します!

どうも、鈴木です…

以前Instagramにてこんな投稿をさせていただきました…

投稿の内容通りなんですけど、少し畑を放置してたらこんなに雑草だらけになってしまいました…

雑草って畑を行う上では必ずと言っていいほど戦わなければならない存在だと思うのですが、作業をしていてふと思ったことがあったんですよね…

「雑草って色んな種類があるよな…」

って感じるようになってから色々と調べてみたところ、実は雑草の種類によって駆除の仕方を変えたほうがいい場合があったりしたんですよね!

「これは…調べてみる価値はある!」

と思って必死に勉強した結果、雑草に関する色んな情報を手に入れることができたので、今回は雑草に関するもやっとをスッキリと解決できればと思います!

雑草がどこでも生えてくる理由

まず初めに、そもそもなぜ雑草が生えてくるのかについて書いていこうと思います!

ここから畑をしていくのであれば一生戦い続けることになるであろう雑草…

その敵の正体を知らなければ対策をするのも難しいと思うので、簡単に解説していきます!

雑草がどこでも生えてくる理由
・繁殖力旺盛の種子
・厳しい環境に適応する生命力
・人の活動による散布

繁殖力旺盛の種子

雑草になってる植物たちのほとんどは繁殖力旺盛な種子を持っています。

その種子が風や水、動物によって運ばれて様々な場所に散布されていきます。

それで適した環境に落ちると、発芽して成長します。

厳しい環境に適応する生命力

雑草は、厳しい環境にも適応できる生命力を持っています。

乾燥、高温、低温、塩分などどのような環境であったとしても生き抜くことができるので、雑草はどんどん広がっていきます。

人の活動による散布

畑で人が活動することによって雑草が広がる手助けをしている場合があります。

例えば耕運機や鍬などで畑を耕した場合に、一か所にとどまってた種子が土と一緒に混ざってどんどん広がっていきます。

それに化学肥料などを活用すると土壌の生態系が崩れて、今まで生えていた弱い植物たちがいなくなり、強い雑草だけがどんどん広がっていくといったこともあります。

こういった理由があって、雑草たちはこちらが何も世話をしなくてもどんどん規模を拡大していきます…

なので雑草の繁殖を防ぐためには色々と対策をしないといけないのですが、ちょっと待ってください!

雑草って畑を行う上では邪魔者になりやすいのですが、実はめちゃめちゃ重要な役割を働いてくれてるんですよね…

そのことを知らずに

「すべて排除してやる!」

って作業をしてしまうと将来畑ができなくなってしまう可能性もあります…

そうならないためにも、次は雑草が畑にもたらしてくれている役割について書いていこうと思います(^^♪

雑草の役割

雑草の役割はこんな感じです!

雑草の役割
・土壌の保護
・土壌の肥沃化
・生物多様性の維持
・土壌の状態の指標

土壌の保護

雑草は、土壌表面を覆うことで土壌の侵食を防ぎます。

特に、傾斜地や河川沿いなどの土壌が流出しやすい場所では、雑草が土壌の保護に重要な役割を果たしてくれてます。

土壌の肥沃化

雑草は枯れると、土壌に有機物を供給します。

有機物は、土壌の団粒構造を改善して水はけと通気性を向上させてくれます。

それに有機物は微生物のエサとなって土壌の生物多様性を豊かにします。

生物多様性の維持

雑草は、様々な昆虫や動物の餌や住み家になります。

また、動物の中には、雑草を食べることで生存しているものもおり雑草がなくなってしまうと生物が生息できなくなる可能性があります。

土壌の状態の指標

雑草の種類や生育状況で土壌の状態を知ることができます。

例えば、酸性土壌にはスギナなどの雑草が生えやすい傾向があって、アルカリ性土壌には、オオバコなどの雑草が生えやすい傾向があります。

こんな感じで生えている雑草を見極めることで畑の状態を把握することができます。

こんな感じの役割を雑草は果たしてくれているので一概に

「雑草はすべて駆除!」

ってしてしまうと色々なトラブルに張ってしてしまう場合があります…

なので、雑草はただ駆除するのではなくて、役割を理解してうまく付き合っていく必要があるんですよね!

それが結果的に豊かな自然環境を作ることにつながっていくので、意外と雑草って奥が深いんですよね…

雑草の種類

次に雑草の種類について書いていこうと思います(^^♪

雑草って意外と種類が多くて、その種類によって駆除の仕方を変えたほうが良かったりするんですよね!

このことは私も勉強するようになってから知ったのですが、意外と役立つので紹介できればと思います(^^♪

雑草の種類
・一年草
・二年草
・多年草

一年草

一年草は、春に発芽して秋に枯れる雑草です。

一年草の特徴として種子で増殖するので、毎年同じ場所に生えてきます。

代表的な種類としては、オオバコ、ヒメジオン、ノゲイなどがあります。

二年草

二年草は、1年目に発芽して2年目に花を咲かせて種子を付けて枯れる雑草です。

二年草は一年草と同じで種子で増殖するため、毎年同じ場所に生えてきます。

代表的な種類としては、タンポポ、オオアワガエリ、アザミなどがあります。

多年草

多年草は毎年同じ場所に生えてくる雑草です。

多年草は根茎や地下茎で増殖するため、種子よりも駆除が難しい場合があります。

代表的な種類としては、スギナ、イタドリ、セイタカアワダケなどがあります。

これらの種類があって、生えてきた雑草によって駆除の方法を変えないと、

「抜いても抜いても生えてくる…」

っていう現状に陥りかねません…

なので、雑草の種類を理解して駆除の方法を考える必要があります。

雑草の駆除&対策方法

ではどうやって雑草を駆除したり対策をしていけばいいのかについて書いていこうと思います!

上記でもお伝えしたように、雑草ってただ駆除するだけじゃダメなんですよね…

うまく付き合って畑の邪魔にならないようにしていく必要があるんですよね…

そう考えると雑草対策は駆除だけじゃなく対策も重要になってくるので、一緒にご紹介できればと思います!

雑草の駆除
・手で抜く:
小さな範囲であれば最も簡単な方法。
・除草剤を使う:
広範囲の駆除を行うには効果的。ただ環境に影響を与える可能性あり。
・草刈り機を使う:
広範囲の駆除を行うには効果的。ただ根が残るので定期的に駆除する必要あり。

雑草の対策
・マルチを張る:
雑草の種子の繁殖と侵入を防ぐことができる。
・被覆栽培をする:
雑草の種の発芽を抑制し、土壌の乾燥を防ぐことができる。
・輪作をする:
土壌の病害虫を要請し、雑草の種子を減らすことができる。

こういった駆除&対策方法があって、生えている雑草の種類によって使い分ける必要があります。

例えば、手で抜く駆除方法で二年草の雑草を抜こうとすると根っこが奥深くまで張っている場合が多いので難しい場合があったり、根元をあえて抜かず土の中の生態系を保ちたい場合は草刈り機の方がいいといったように、雑草にどういう役割をしてもらいたいかによって駆除や対策方法が変わってきます。

なので、自身がどのような畑を求めているかによって駆除や対策方法が変わってくるので覚えておいて損はないと思います(^^♪

個人的オススメ道具

最後に僕が実際に使ってオススメだった道具を紹介できればと思います!

ネットで調べるともっと優秀な人たちが色んな道具を勧めているので、あくまで僕が経験した中でオススメだった道具を紹介できればと思います(^^♪

オススメ道具その1 鍬

僕は最初雑草を刈る時スコップと手で地道に作業を行っていたのですが、とにかく時間がかかりすぎる…

そんな時にふと

「どうせ土を耕す時に掘り起こすし、雑草も有機物になってくれるので雑草刈りと一緒に掘り起こせばいいのでは…」

と思って鍬で雑草刈りを行ったのですが、これがめちゃめちゃ楽!

それに作業時間も手でやるより何倍も速いので、最近は鍬だけで雑草を刈る場合も多いです(^^♪

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オススメ道具その2 小型耕運機

これ土を耕している時に思ったのですが

「小さい雑草であれば土と一緒に混ぜ込めるのでは…」

と思って小型の耕運機で耕してみたところ綺麗に雑草を刈り取ることができました(^^♪

なので、大きなサイズの雑草が生えていないのであればこの道具だけで簡単に雑草刈り&土を耕すことができます!

ただ注意として、先端の刃の部分に草が絡みつく可能性があるので取り除く必要があります。


オススメ道具その3 マルチ

これは駆除じゃなくて対策なのですが、そもそも雑草が生えにくい環境を整えると雑草刈りを行わずに済ますことができます!

雑草が生える理由のほとんどが外部から種子が飛んできているのでそれを防ぐことで雑草対策になります(^^♪


これが僕が今も愛用している雑草刈りの道具たちです!

僕はずっと無農薬栽培を中心に栽培しているので、薬剤とかは使わず体を使って雑草を刈っていたので正直薬剤に関する知識はありません…(;_:)

なので、薬剤を使った雑草対策は別の優秀な方のを参考にしていただければと思います…

スッキリ結論

今回のスッキリ結論はこんな感じです!

雑草は「駆除」ではなく「コントロール」!

雑草は畑を行う上で邪魔になったり、植物の栄養を取ってしまうので駆除したくなる気持ちは分かります…

ただ、すべて駆除をしすぎてしまうと土壌が侵食されたり、植物たちが生息できない環境になってしまってそれこそ植物が育ちにくい環境になってしまいます。

なので、大切なのは「駆除」ではなく「コントロール」する事!

雑草をコントロールして、生態系を崩さず、むしろ植物の育ちやすい環境を雑草で実現していく方が長期的に畑をするうえでは特になることが多いです。

なので、これまで駆除だけを行っていたのであれば、コントロールするというのも考えてみてください!

正直これだけでかなり畑が変わってくると思いますので、ぜひ参考にしてみてくださいね(^^♪

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自己紹介


名前:鈴木かずと
年齢:30歳
菜園歴:5年
趣味:動画観賞
レンタル畑で野菜作りを始めたことがきっかけで菜園にはまってそこから5年間色んな野菜を育てた中で出てきた疑問や解決方法を書かせてもらってます!

ショップ「UEKI」


こちらのショップでは3Dプリンターで作成した植木鉢を販売しております。