なぜ土づくりってしないといけないの?

なぜ土づくりってしないといけないの?

どうも、鈴木です!

今回のもやっとですが、以前Instagramにてこんな投稿をさせていただきました…

毎回何か野菜を植えるときは必ず肥料や堆肥をまいたりしていたのですが、よくよく考えてみると

「これ本当に意味あるの??」

ってなってしまうんですよね…

土の変化って目では判断することができないですし、肥料をまいたからといって変化してるかもわからないので、毎回もやっとしながら耕していたんですよね…

そこで今回はこのもやっとについて色々とを調べてみましたのでお伝えしていけたらと思います!(^^♪

土づくりとは?

まず初めにそもそも土づくりって何なのかについて書いていこうと思います!

土づくりとは

土を健康で栄養豊富な状態にすること

を言います。

土が健康で栄養豊富な状態だと植物が栄養を吸収しやすく、すくすくと成長していくことができるのですが、土に栄養がないと吸収できる栄養がなくて、植物を植えたとしても枯れてしまいます。

そうならないために外部から様々な肥料を加えて土の状態を健康で栄養豊富な状態にしていくことを土づくりと言います。

土づくりのメリット

土づくりには植物に栄養をいきやすくするだけじゃなくて、ほかにもメリットがあります

メリットについてざっくりまとめますと

・病気や害虫に強くなる
・生態系が保たれる
・循環しやすい環境が整う など

◆病気や害虫に強くなる

土がいい状態だと植物が強く育ちやすくなるので、病気や害虫被害を減らすことができます。

人で言うところの免疫力を高める効果があります。

◆生態系が保たれる

土の状態が悪いと微生物や虫などが住めなくなってしまい、生態系が崩れる可能性があります。

◆循環しやすい環境が整う

土の状態を常に健康に保ち続けることで何もしなくても自然が循環するようになり、栄養豊富な状態を保ち続けることができます。

世間で言うところの自然農法がこの考え方です。

こういったメリットを土づくりを行うことで得ることができるので、植物を育てるうえでは土づくりを行っていた方が効率的です。

土づくりの流れ

frog on a rock close-up

次に土づくりの方法について書いていこうと思います!

土づくりの流れはこんな感じです

1.土の状態を確認する
2.畑を耕す
3.有機物を混ぜる
4.pHの調整
5.肥料を追加

1.土の状態を確認する

まずは畑の土をよく観察します。

土の色、手触り、水はけなどを確認して悪いと思われる部分を明確にしておきます。

2.畑を耕す

スコップや鍬を使って、畑の土を深さ20~30cmほど耕します。

こうすることで土がふかふかになって植物が根を伸びやすくなります。

3.有機物を混ぜる

カエルがいることで農薬を使わずとも畑で悪さをする害虫たちを食べてくれます。

なので、農薬による作物への影響や土壌汚染、水質汚染などを防ぐことができます。

4.pHの調整

土のpHを測定します。

測定は市販のPH測定キットを使うことで簡単にチェックすることができます。

目安としてはpH6.0~6.8の範囲で調整するとよく育ってくれます。


5.肥料を追加

土の栄養状態に応じて必要な肥料を追加します。

肥料を均一に撒いて、再度軽く耕して土と混ぜます。

こんな流れで土づくりを行っていくと植物が良く育ってくれる土を整えることができます!

肥料の種類と役割

土づくりの流れは上記でわかった…

でも肥料を使えばいいのかわからない…

そんな方のために一般的な肥料についてまとめてみましたので参考にどうぞ!(^^)

1.有機肥料
2.化学肥料
3.補助材

1.有機肥料

有機肥料は自然由来の材料で作られもので、土壌の健康を長期的に改善することができます。

代表的な有機肥料には以下のものがあります。

◆堆肥

 特徴…枯れ葉、草、野菜くずなどを分解して作られてる。

 効果…土壌の保水性と通気性を改善して、微生物の活動を活発にします。

 使い方…土に混ぜ込むか、表面に敷いて使用します。1㎡あたり5~10kgが目安です。


◆腐葉土

 特徴…落ち葉を腐らせて作られた土

 効果…土の保水性と通気性を改善して微生物の活動を促進します。

 使い方…堆肥と同様に、土に混ぜ込むか表面に敷いて使用します。

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◆牛糞・鶏糞

 特徴…家畜の糞を乾燥・熟成させたもの

 効果…窒素、リン、カリウムなどの栄養素が豊富

 使い方…土に混ぜ込む


2.化学肥料

無機肥料は工業的に製造されたもので、即効性があるため、特定の栄養素を迅速に補うのに適しています。

◆総合肥料

 特徴…窒素(N)、リン(P)、カリウム(K)をバランスよく含まれてる

 効果…作物の全体的な成長を促進します。

 使い方…土に均一に撒いて軽く耕して混ぜ込みます。


◆専用肥料

 特徴…特定の作物に適した成分を含む肥料

 効果…作物ごとの栄養ニーズに応じた効果があります。

 使い方…土に均一に撒いて軽く耕して混ぜ込みます。


3.補助材

肥料と併用することで土壌の改良効果を高める効果のあるもの

◆石灰

 特徴…土壌のpHを中和して酸性土壌をアルカリ性に調整することができます。

 効果…作物の成長に適したpHにすることで、肥料の吸収を助けることができます。

 使い方…土の酸性度に応じて適量を撒いて耕して混ぜ込みます。

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◆燻炭

 特徴…米の籾殻を炭化させたもので、軽くて保水性が高い。

 効果…土の通気性と保水性を改善し、微生物の活動を活発にします。

 使い方…堆肥と同様に、土に混ぜ込むか表面に敷いて使用します。


◆米ぬか

 特徴…米を精米する際に出てくるものでビタミンやミネラル、アミノ酸が豊富です。

 効果…窒素、リン、カリウムを含んでいて食部の成長を促進してくれます。

 使い方…土の表面に均一に撒いて軽く混ぜ込みます。


これらのものを活用することで植物が育ちやすい環境を整えることができます!

スッキリ結論

今回のスッキリ結論はこんな感じです!

土づくりを制すものが菜園を制す!

土づくりはどのような植物を育てるにしても必要になる大切な作業の一つです!

土づくりをすることで植物の成長はもちろん、生態系のバランスを保つことができたり、病気や害虫に負けない強い植物を育てることができます!

なので、初めのうちは戸惑うことが多いと思いますが、栽培をするうえで欠かすことができないので、土づくりをマスターして色んな植物を最高の環境の中で育ててくださいね!(^^♪

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自己紹介


名前:鈴木かずと
年齢:30歳
菜園歴:5年
趣味:動画観賞
レンタル畑で野菜作りを始めたことがきっかけで菜園にはまってそこから5年間色んな野菜を育てた中で出てきた疑問や解決方法を書かせてもらってます!

ショップ「UEKI」


こちらのショップでは3Dプリンターで作成した植木鉢を販売しております。